About 私たちについて

本当は自然に対して、敬意を持ちたいんだ

ドップス(drops)

英語で「雫」の意味です。一粒一粒の雨が永い年月をかけ、渓谷を刻んできました。今も一粒の「雫」は川底を削り海へと続き、命を育んでいます。「雫」の名前をもつ私たちは、苔を伝う一滴が美しい景観と多様な生き物を育むように、「この美しい自然と景観を守り続けていきたい」と願っています。

ネイティブ・アメリカンは「名前を呼ぶことは相手への敬意を表す」として、人や自然に対して名前を大切にしてきたそうです。森の中で「この名前はなんですか」と尋ねてくださる人がいます。自然の中を歩くと、その名前や背景を知りたくなるのです。

私たちは、森の不思議への出会いをサポートして、目の前の自然の後ろ側にある「背景」をみなさんと発見します。そして心を込めて「名前を呼ぶ」お手伝いをします。そしてツアーでの収益を三段峡の調査や保全に役立て、この環境を100年先の未来まで残していくために取り組んでいます。

Introduction 事業紹介

体験と学びの野外博物館に

三段峡の調査・研究をする非営利団体さんけん(NPO法人三段峡-太田川流域研究会)の研究を基に、さんけんメンバーがツアーを企画し提供しています。三段峡を愛して大切にするガイドが案内するからこそ、この場所でしか体験できない旅が始まります。

豊かな自然を守りたい

ツアーで得られた収益はさんけんを通じて、フィールドの保全や調査に使われます。絶滅が危惧されるチョウ類の保全や、オオサンショウウオをはじめとする河川の生き物のモニタリング、希少な植物を盗掘の被害から守るパトロールなど実施しています。

競争ではなく共生へ

自然の中をよく見ると弱肉強食の世界ではなく、お互いが共生しあう豊かな社会が広がっています。それは多くを私たちに教えてくれます。それは都市と里山の関係も同じです。西中国山地の自然は人の手が入らなければ維持できません。三段峡に訪れたり、ツアーに参加することで都市部の環境も守られます。

エコツーリズムサポート

地方自治体や企業等の依頼を受け、エコツアーガイドの育成、プログラム開発、社員研修、視察受け入れを行っています。

環境教育

幼稚園の子供たちを対象にした自然ふれあい体験から、専門学校や大学の専門実習まで、学校法人等を対象とした各種環境教育プログラムを提供しています。